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チェーホフの「かもめ」に続き、「ワーニャ伯父さん」を読了しました。こういう「力」のある作品こそ漫画で読みたいな、と思うことしきり。今度は「櫻の園」だ!(安達"具が大きい"裕美の口調で)
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チェーホフの「かもめ」(神西清訳、新潮文庫)を読む。初チェーホフで、面白いとは思ったんですが、どうしてこれが「喜劇」なのかということを考えてしまいました。喜劇と言われ、モリエールの『人間ぎらい』のようなものを考えていた自分にとって、この展開・結末はちょっと意外。いくつか読んでみようかと思います。
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最近、涙腺が弱くなったような気がします。以前は潤(うる)むことはあっても流すところまで行くことはまず無かったんですが。マンガや映画を観て泣くぐらいならまだいいんですが、"Bunnies"(HORSE the band)のPVで泣けるとなると、「確実に弱っているな」と思うことしきりです。体重が68kgまで落ちました。標準体重の範疇ではあるんですが、1年前は74-76kgだったということもあり、勝手の違いというようなものを僅かながらに感じます。体力を落さないようにせなと思う日々です。☆ ☆ ☆ 昨日知ったニュースですが、アスコムが事実上倒産したとか。自分が知っている限りでも英知出版、新風舎、草思社といった「名前ぐらいは知っている」という会社がそういうことになっていて、何年も前から口やかましく言われていた「出版不況」というものがどんどん現実になっているな、という思いがいたします。 2/27 加筆・修正 |
埴谷雄高展、正式名称「無限大の宇宙――埴谷雄高『死霊』展」を観に神奈川近代文学館まで行ってまいりました。昨日、古本屋の店頭でこれのポスターを見かけ、「あ、明日最終日なんだ、じゃあ行こうかな」ということで。文学館は「港の見える丘公園」というところの奥のほうにあるのですが、場所が高い!客層は限定的かと思ったんですが、私と同世代ぐらいの人もそこそこ見かけました。中には親子連れも。日曜だということもあるのでしょうか、中高生の姿は見当たらなかったです。遺した原稿・手紙・メモ・ノート・所蔵本などがこれでもかというぐらいに展示されておりました。約一時間半〜二時間、ずっと立ちっぱなしです。 山本夏彦は詩人である父露葉から受けついだスクラップや総合雑誌、日記などを読んで「時代の空気を味わった」と言いますが、似たような思いがいたしました。昨年の夏に東京写真美術館で「絶望と希望の半世紀」を見たときもそうだったと思いますが、一つの時代に立ち入り味わうような気分です。手許にこの展覧会の図録(900円)があるのですが、現物から受ける印象と印刷物から受けるそれとでは全然と言っていいぐらい違うようで、それが写美のときよりもはっきりとした感興を起こしているようです。1950年代の「国語改革」を受ける形で埴谷も所謂現代仮名遣いの文章になっているのですが、こういうところもまた「時代が変わっていく」という感覚が致します。 大学2年〜3年ぐらいの時期にかけて埴谷の書いたもの、話したものを好んで読んできたとは言え、彼の主張・思想をきちんと理解しているのか、と尋ねられると甚だ心許ないのですが、畏敬の念と言うか、そういう念にかられてしまいます。たしか中野翠が「文学界の司祭」という言葉で彼を表現しているのを何かで見たことがありますが、埴谷雄高への尊敬の念というのはどこか良い意味で宗教的というか、崇高と言うようなニュアンスが含まれているのかも知れません。 これを書きながら目録を読み返していたのですが、もう少し浸っていたい気分です。今日が最終日だったんですが、「またやって欲しい」と思える展示でした。 ![]() 文学館から見えるベイブリッジ。 |
テレビを観ていたら、NHK教育で澁澤龍彦が特集されておりました。澁澤の写真を撮った細江英公や麿赤兒のインタビューを中心に構成されたものでしたが、面白く観ておりました。記念写真のやつ、全員がカメラ目線じゃないなか、澁澤だけがカメラのほうを向いていると初めて知りました。なんか「らしい」という感じも致します。細江氏の「時代が変わったな」と言う発言、その通りだと思います。澁澤の遺影の置かれた霞草の写真は印象的でした。巷の愛読者というものに比べたら私なんかはちっとも愛読者ではないのでしょうけれど、もしも好きな作家と言われたらこの人と福田恆存の名前は絶対に欠かせません。今全集を読むのに取りかかろうとしているのですが、全二十二巻別巻二巻もあるということで、結構大変な作業になりそうです。 来週もやるそうなので、テキストを買わなければいけません。 |
最近ちょくちょく音に聞く光文社の『カラマーゾフ』を読んでみようかと思い、その一巻をようやく読み終えたところ。これがあと4冊もあるかと思うと少々気が重いのですが、何、本のためならえんやこらと言ったところでしょうか。話の筋としては、正直意外だな、と思ったところです。この本を読む前から「大審問官」というキーワードをずっと聞かされていたせいなのか、今まで自分が勝手に積み上げてきたイメージではもうちょっと静的(static)で高尚というか高貴でもっとお上品な話だと思っていたので、こういう話だったのか、というところにまず意外性を感じているところです。一方で、だからと言って話が浅いところに終始している、というわけでもどうやら無いようで。2巻は明日から読みます。 |
今日読んでいて面白かったのは『硝子戸の中』(夏目漱石/岩波文庫)。特に第六回から第八回(19〜27ページ)、ある女性と対話したエピソードが特に印象的でした。晩年の漱石の、息遣いと足音が聞こえてくるような、そんな一冊です。あと、ご存知の方も多いかと思いますが、アンタッチャブル柴田さんの『平穏な僕』も毎回面白く拝見させていただいております。シロナガスクジラについて書いておりましたが、おもしれえなぁ。 |
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三遊亭円朝による創作落語『真景累ヶ淵』が、桂歌丸によって演じられていたことを最近知る。5枚組みで1万円超なのですが、なんとなく関心が……
昨日観たシェイクスピア。400年前の古典が、今なおまったく遜色なく演じられるというのは、凄いことだな、と思います。 『舊漢字』(萩野貞樹/文春新書)、『旧かなづかひで書く日本語』(同/幻冬舎新書)を購入。この時代に旧仮名・旧字(正かな・正字)を解説した本がまさか新書で出てくるとは思ひませんでした。最近になって、『私の國語教室』(福田恆存/文春文庫)を本屋の棚で見かけるようになつたなあ、と、なんとなく思つてはゐたのですが、時代は回るなあ。 |
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福田恆存の名前を知ったのは大学1年のときで、それは確か呉智英が読書術の本で紹介していたのが最初だった。手元にその本がないから正確には書けないが、「今の保守(筆者注・本の中で触れられている『俗流保守』)を批判するためにも、福田恆存は読むべきだ」というようなことが書いてあったと思う。
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